20070410

散策アクションゲームについて

posted by ならむら

こんばんわ、企画担当のならむらです。
Death Villageの開発は今の所ひたすらグラフィックを描き続ける作業です。それが終わったらステージデータとかなんやら作るぐらい。今回は開発環境が今までと違うのでサミエルさんの苦労がでかいっす。
で、仕事にするどー!と息巻いたおかげでグラフィック作業はかなり良いペースで専念出来てます。描くばっかりなのでダレる事もありますが。とはいえ一日中グラフィック作業が出来るかと言えばそうでもなく、今までの通常仕事もあれば家庭の事情なんかでパソコンから離れる時間も結構あります。そんなとき何をしているかと言うと、ひたすらゲームの企画を考えている訳です。
LA-MULANAでも苦労したし、Death Villageでも同じ過ちをしてしまったんですが、コレだ!ていう完成図がないと製作に多大な悪影響をもたらします。前にも書きましたが、イメージイラストなり、企画書なりで開発陣全員が共有出来るゴールをもうけないと、
「ここはズバーン!って感じで。」
「さっぱりわかりません。」
「こんなの作っちゃったよ!」
「いらんわそんなもん!」
てな感じで開発が迷走します。MSXもどきの頃は「まぁいいや、そのくらいこうすればなんとかなるわい」で済んでたんですが、グラフィックに限らずプログラムも音も、レトロ風という制限が外れたが故に製作に手間がかかるんです。そろそろ「やっぱりこれ使えないね」が言いにくくなるぐらい、手間がかかってきてます。
そんな反省もあり、新体制になってからの自分の目標は「ものすごい勢いで企画を作る」でした。作り始める前に、会議をする前ですらその企画書があれば完成イメージが見えるようなもの。それこそ開発末期のLA-MULANAの仕様書ぐらいがっちり決定したものがあればあるほど迷いがなくなりますから。そうは言っても短期間でそんな企画書が出来るわけないですから、未完成でもいいからとにかく書きためるって作業をしてます。無理してひねり出した企画にはダメダメ感が漂うんですが、作りためておいて寝かせるんです。そうすると普段の生活の中でふと絵が浮かんだり、「こーすればいいじゃん」みたいにいろいろと思いつき、それを企画書にフィードバックすると。企画を育てる訳ですね。現在の所、企画書形式に書き始めているものが2件、ノートに書きとめ整理中のものが9件、その他会議用の秘密サイトには俺だけでなく3人が思いのままに書き連ねたネタレベルのアイディアが9個ぐらい。イレ食いやん。
前におすすめの面白いゲーム教えろや!って教えてもらったものもしっかり吸収させてもらいました。アクトレイザー、海腹川背は別のものになってノートの中に。中には「よくひらめいた、俺!」みたいなネタもありますな!いや、知らんよ、それが面白くなるかどうかは。
とにかく、仕事にしようぜ!と言い出した本人としては有無を言わせぬぐらいの企画力を見せつけなきゃダメだなと。長く一緒に開発してるので知らずのうちに仲良しナアナアな部分が出てきたのも否定は出来ない。「俺がボスだ!サミエル、アンパン買ってこい!」ぐらいの暴君ぶりを見せつけるのだ。実力で示さなきゃな!

あー、なんの話でしたか。散策アクションの話でしたかね。
そんなわけで企画を作る為に既存のゲームを調べて回ったり、知らないゲームの資料を探したり、新作ゲームを事前の情報から分析し、それが当たっているかどうかをレビューサイトに行って確認してみたり、2ちゃんをはじめとしたコミュニティでゲーム議論をしている所をかたっぱしから覗いてみたり、Youtubeでプレイ動画を眺めてみたり。とにかくゲーム知識を吸収中です。
中古屋に寄って物色したりもしますね。安いのをいい事にごろごろ買いあさって帰ると「またモノ増やして!」と嫁に怒られたり。ちなみに、アクトレイザーのフィルモアACT1の木のおばけで4回全滅しました。ブラッドプールACT1のボスで5回全滅しました。スーパーマリオワールド1-1序盤で6回全滅しました。我ながらひどいと思います。
幼少の頃にパソコンユーザーだったせいもあるかもしれませんが、RPGが一番好きなジャンルでした。パソコン時代のRPGってのは1作品ごとに何かしら新しいものを見せつけてくれましたからね。今じゃプレイ時間も長くなって遊ぶ時間がないのもあるし、LA-MULANAでどっぷりつかった為か、散策アクションゲームが俺の中で一番旬なジャンルです。このジャンルも最近はボス戦前にダラダラと会話が入ったりしてRPGがハマった毒牙が回ってきてますけどね。
散策アクションもRPGまではいかなくても、なかなかに作り込みが必要なジャンルなのでおいそれと作ろう!とはいえないのが残念ではありますが、このジャンルは作っても楽しい、遊んでも楽しいでよい事づくめ。RPGと違って、常にゲームを楽しんでいると思えるのも素敵です。作業感が少ないっていうかね。
でもでも調べれば調べるほど、散策アクションて山ほどありますよね。ガリウスの迷宮、ゼルダの伝説、メトロイド、迷宮組曲、最近のドラキュラ、メタルギア、ワイワイワールド、バイオハザード、ロックマン、アトランチスの謎、ツインビーレインボーベルアドベンチャー…コナミ多いな。そしてLA-MULAN!基本はアクションで、キーになるアイテムなどでどんどん行動範囲を広げるっていうゲームですが、じゃあこいつらの違いって何だ?と疑問に思いました。
根っこのアクション部分が違うと言えばそりゃそうなんですが、それじゃ米の種類が違うしふりかけもチガウヨ!みたいなもんで、ふりかけごはんには変わりないんですよねー。
うーん、基本がアクションゲームな訳だから、基本操作で何が、どこまで出来るか。その部分が遊びが多いか。システムが面白ければ、あとは広い世界を作って長く楽しめるジャンルだから良いのか。ストーリーに凝れるからなんて答えは絶対出したくないしな。結局の所、一つのゲームでいろいろ盛りだくさんってことになるんだろうか。盛りだくさんってぐらいだから要素も多いし、多いものの組み合わせ次第で幾通りも違いが出せるので同じ散策アクションでも別のゲームとして楽しめるんだろうか。
ゲームの歴史からじっくり考えると見える事もあるんですけどね。1画面アクションが次の進化に向かう時に、ステージクリア型が生まれて、ステージ変化が盛り込まれ、ステージの自由移動・ルート選択と言った具合に、シューティングやRPGなど、時代ごとに流行ったジャンルからフィードバックしているってところですね。マリオの進化がまさにこれですな。いろいろ流行れど、結局はゲーム本来の形であるアクションに戻ってきて、その度に新たなものが組み込まれて進化。死にかけたら一回り強くなるサイヤ人みたいだな。

とまぁ、こんな具合に企画を考えながらジャンルの考察して作業が止まったりとか、大変ながらもゲーム制作の日々をおくれていますよ。
開発の様を見せるブログを盛り上げようと必死な訳ですが、1本目のゲームが情報シャットアウトにしてしまって自分で首を絞めています。

comments

Anonymous せっき~ said...  At April 12, 2007 at 1:25 PM

開発お疲れ様です。
まだかまだかと公開を待ちわびている訳なんですが、いつ頃になりそうですか~?

 
Blogger ならむら said...  At April 13, 2007 at 12:09 AM

4月中にどーん!
てなつもりでやってます。でも第1弾なのでやる事も多くてなかなか大変です。公開ページすら持ってないですからね。

 

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