そのままのあなたでいて
posted by ならむら
duplexさんに言われました。
俺以外の二人がゲーム知識が豊富です。
「こういうゲームがあったらしいですよ!名前知らないけど」
「あー、バトルマニアね。」
と何を言っても即答です。調べれば調べる程自分の知らないゲームがほいほい出てくるんですが、duplexさんに
「ならむらさんはウチらみたいに知らない方が新しいものが思いつくんじゃないですか」と言われたわけです。
なるほどなるほど、わかるがな。変に知識を得てしまうと少なからず影響を受けてしまうと言うことですね。せっかく他の二人がゲーム知識を持っているんだから、ひとりぐらい無知がいた方がバランスが良いのかもしれません。
実際、さぁゲームの企画を考えよう!と思った時に、既存のゲームからアイディアか利用と思ってもなかなか思い浮かびません。いや、違うな。思い浮かびはするけども、自分の中でしっくりこないと言うかね。面白いゲームを参考にすれば面白そうなゲームは思い浮かぶんですけども、なんというかロマンがない。体の中からもじゃもじゃっとわき起こる衝動のようなものがない。
このわき起こる衝動ってのが、俺のようにゲーム作り統括する立場としては結構大切で、わき上がりパワーが弱いと制作中にどーでもよくなってしまうわけです。いわゆるモチベーションの源だったりするわけです。
今は俺だけが企画を立てるのではなく、二人にも思いつけば企画を考えてもらってます。制作にうつるのは別として、企画をたくさん溜め込んでおけば選択肢も増えるし寝かされている企画もひょんなことから化けることがあるからです。他の人の企画でも眺めているだけでわき起こるものが感じられることもありますし、絵が出てくるまでなかなかピンとこないものもありますな。
もちろん、ただ作ればいいわけでもなくなっているので、他の同規模の制作者が何をしているかとか、世の中何が人気があるかも知っておかなきゃならないのでソフト散策は続けます。最近、メガドライブのソフトの中に原石が眠っているのでは?と思ってるんですが、メガドライブこそ遊ぶ環境が難しいですわな。Wii買うのも値が張るし、ProjectEGGは本数が少ないですな。しかしレトロゲーム産業、ぼってますね。携帯電話なんかでもレトロゲーム移植が目を引きますが、中にはどう考えても携帯電話でやるのは厳しいだろうってのがありますね。んー、俺たちの思い出が商売に利用されてしまっている。ざんない。
俺はMSX1のゲームをほんの少しと、大学になってから遅れてスーファミ数本、プレステ少し、プレステ2少しでゲーム歴終了です。あるいみ偏っているので怖かったんですよね。遊んだ数より本やネットで調べた数の方が多いです。特に山下章のチャレアベシリーズはMSXで遊べないものこそあこがれから何度も何度も読みましたなぁ。遊んだものより得た知識が多いかも。頭の中でそのゲームを想像して遊ぶことが鍛えられたのかもしれません。ちなみにチャレアベを復刊.comだかに頼み込んだのは俺だったりします。
洞窟物語のレビューは仕事が終わってから。
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