Flashゲームは奥が深い
posted by ならむら
6月、リリースも動きもなくて申し訳ない。
何をしているかと言うと、ゲーム開発が難航しているってことはまったくなくて、現状で生活の為に全員NIGOROとは別に仕事をしながらなのでそっちに時間を奪われることが多々あるってのが大きいでしょうか。あとは制作スケジュールとか公開用のサイトの下地であったり、まだまだ調整中と言うのもありますね。7月には合宿で話し合った制作体制に移行出来ると思うので、がんばって頻繁にリリース出来るようにがんばります。
さて、NIGOROのお仕事としてFlashゲームを作り始めたわけですが、今までは作り手と遊び手の趣味がほぼ一致した、言うなれば閉じた環境でやっていたので、およそアバウトな感覚で作っていてもニーズに合っていたりしてたんですが、Flashゲームは作って公開して初めて実感出来たんですが、奥が深いです。
今までの環境とは明らかに違うユーザー数の多さ。求められる内容も幅広い分、作る側がしっかり考えないと何をしたかったのかも伝わりにくい。更に言えば、個人が長時間かけて作ったもの、グループでささーっと作られたもの、企業がDSゲームの一部をデモとして公開したもの、これらが全部同じ土壌で公開され同じ位置で評価されてる。すごいことでもあり怖いとこでもありますね。
Death VillageてのはFlashゲームを作ろう!と思う前からネタとしては存在してて、じゃあFlashに合わせた内容にして作ろうと、ああいう形になりました。Flashゲームとしては規模がでかすぎましたね。NIGOROとしては数を出さなきゃいけない時に制作時間がかかるものを最初にやったのは反省点でもありますが、第1弾アピールとしては充分働いてくれました。そろそろ出すことになる薔薇と椿のほうは、この辺も考慮して完全なミニゲームレベルのものです。Death Villageクラスの大物は今後は半年に1本ぐらいになっちゃうでしょうかね。
今までの自分達の環境で考えると、どーしてもマニアックになりがちだと気づきました。これは企画運営もすることになったから考えるようになった視点で見たからですけども。無論、俺もゴツゴツしたぶっといゲームが大好きなんですけども、アクセス数を出さなきゃ意味がないFlashゲームではもっと取っ付きやすさと勢いってのが必要かなっと。
しかしいざ取っ付きやすいものを考えよう!と意気込んでみても、自分の中にそういう引き出しがないことに気づいた次第。そりゃそうです。世間がスーパーマリオフィーバーの時もキーボードとカーソルキーで遊んでいて、ドラクエフィーバーの時もキーボードで呪文を唱えてデータレコ−ダーにセーブしていた自分です。とっつきやすさって何ですか?な人生です。
そこで!勉強の意味合いも込めて、ファミコンゲームに手を出しました!
いやー、十字ボタンに2つボタン。なんてとっつきやすさだ!近所の中古ショップでファミコンの互換機?つかこれ堂々と売って良い許可取ってるものなのかな?なんかグレーな匂いがしますが勉強の為なので購入。ワゴンセールの100円レベルのカセットを幾つか購入。ふむ、この大きさなら嫁に怒られることもあるまい。今の時代であればWiiあたりを買ってヴァーチャルコンソールで遊べよと言われるかもしれませんが、Wii買わなきゃならんわ、場所取るわ、好みのソフトがそろってるわけでもないわ、値段が結構するわで、ワゴンあさってる楽しさとは比べられませんね。家庭の事情ですわ。
で、購入した中のスーパーマリオ3と星のカービィ。任天堂作品はとても優れたゲームバランスなので勉強にはもってこい。duplexさんには「ならむらさんはゲームを広く知らないままの方が変わったものが出るのであまりゲームしないでほしい」と言われてますが、これも勉強、しかたがない!しかしスーパーマリオ歴ゼロに近い、ノーマルスーパーマリオでは最初のクリボーでゲームオーバーになったことがある俺、この移動に慣性がつくのとBダッシュってのがなかなかなじめないっす。1面もクリアできん。
星のカービィはすごいね。これは面白い。ワゴンセールなので説明書もなかったんですが、遊んでるうちにだいたいわかっちゃいました。すいすい3ワールド?ぐらいまで遊びました。とっつきやすさも感じますし、明らかにここやり込み要素あるだろ!てのも遊んでいるだけで見えますね。そっかー、世間一般の人達はAボタンでジャンプてのが定番なんだよね。ジャンプは上キーで決まりと思っていた頃が自分にもありました。
しかし。
いやーーーー。
ファミコンおもしれー!
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